コースの概要
舞台のすべてを創り、引っ張っていく人になる
舞台芸術の分野は、主に「音楽」「演劇」「舞踊」の3つに分かれています。それぞれの舞台ができあがるまでのプロセスは分野によって異なりますが、いずれの分野でも求められるのは、企画力、そしてそれを実現させていく実行力です。また、一方では、作品が社会に対してどのような影響を与えるのか、求める人々にどのように作品を紹介していくのかも考えていく必要もあります。舞台プロデュースコースは、舞台芸術の世界で、細心の注意を払いながらも大胆な発想でリーダーシップをとっていく人材を養成します。
身につく能力
- 舞台芸術のすべてを見渡す俯瞰力
- 社会と舞台芸術の関係性を見極める分析力
- チームをまとめ牽引するリーダーシップ
授業とカリキュラム
- 1年次
- 舞台芸術に関する基礎的な知識や考え方を学びます。舞台はどのように企画立案され、どのように舞台美術がデザインされ、音響と照明による空間デザインはどのように考えられるのか、作品の背景にある歴史や舞台芸術の名作も学びます。
- 2年次
- 舞台芸術公演の企画立案のための基礎知識と、制作実務を学びます。どのような舞台芸術が求められるのか、それを提供するためにはどのような企画を立てればよいのか、実行するためには何をどのように準備するのか、企画のセオリーと制作実務を学びます。
- 3年次
- 舞台芸術公演の広報について学びます。求める人に届けるためにはどのような広報活動が必要なのか。幅広い年齢層に届けるためには多様な広報戦略を知り、それぞれに合わせた広報活動が必要です。また、チケットの販売や管理についても学びます。
- 4年次
- 舞台公演に対する評価について学びます。主催者の目的に応じた評価はどのようなものなのか、鑑賞者の評価から何を読み取ることができるのか、評価の活かし方はどのようなものかを学びます。評価に必要な知識を身に付けた上で、具体的な方法も学びます。
主な進路実績
目指せる主な職種・職業
プロデューサー・ディレクター(劇団等のカンパニー、テレビ局・テレビ制作会社 等)/公務員(文化芸術部局 等) など