ジェイアール名古屋タカシマヤにて教育学部・アートクリエイターコースの学生による絵本の読み聞かせ&ワークショップを開催

 ジェイアール名古屋タカシマヤでは、国際芸術祭あいち2022に連携してアートをテーマにしたイベント「なつやすみファミリーフェスティバル」を開催。このイベントに、本学 教育学部(人間発達学部)、美術領域アートクリエイターコースの学生が参加し、2022年8月8日(月)に絵本「おおきな木」の読み聞かせとワークショップを行いました。

 教育学部では、2020年から、絵本に関する知識や技能及び魅力などの専門知識を修得するため「認定絵本士養成講座」を開設しています。定められたカリキュラムを受講し単位修得した学生には、「認定絵本士」の称号が認定されます。認定された学生は、講座で学んだ幅広い知識と読み聞かせなどの技能を生かし、絵本の魅力や可能性を伝える読書活動を行っています。今回、読み聞かせイベントを行ったのは初年度の「認定絵本士養成講座」を受講し、「認定絵本士」が認定された3年生の小林佑菜さん、三橋黎子さんと同級生の市川佑奈さん、小島彩菜さんの4名。同じく「認定絵本士」が認定された同級生を中心とした5名でお話会ボランティアグループの「みつば」を結成、これまでにもさまざまなイベントで絵本や手遊びなどの活動を行っています。
 今回の絵本は、シェル・シルヴァスタインの名作「おおきな木」をパネルシアターにしたもの。物語に合わせて木の葉や幹が取り外しできるように工夫されています。参加してくれた子どもたちも、すぐに物語の世界に入り込んでいるようでした。ほかにも歌や手遊びなど、子どもたちと楽しい時間を過ごしました。
 読み聞かせに引き続き、絵本に出てきたような木の葉のキーホルダーやチャームを作るワークショップです。こちらは、アートクリエイターコース 4年 田村くるみさん、3年 下手初姫さんが担当。革のベースにアクリル絵の具で色を付け、切り抜いてポンチで穴を開けハトメ打ちして完成です。きれいに仕上がり子どもたちは大満足、親御さんからも出来映えに驚く声が聞かれました。

 イベントと同時に、4階のローズパティオ(休憩所)では、「リトル・ミュージアム」と題し、美術領域 日本画コース、洋画コース、アートクリエイターコースの作品を展示しました。「オアシス」がテーマで、爽やかなスペースとなりました。展示には感想を書き込むことのできるボードが設置されており、たくさんのうれしいコメントがありました。

絵本「おおきな木」読み聞かせとワークショップ

リトル・ミュージアム