お知らせ

【教育学部】2022年度 第1回「リレー講座」の開催

昨年度から開催している教育学部主催「大学と地域でつながる第1回リレー講座」を2022年度は7月9日（土）に対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催しました。

今回は「子どもの未来のために私たちができること～」をテーマとし、前段に「子どもの生活を守る・人権を考える～子どもの権利条約から～」を吉村美由紀（本学教員）のミニ講座、実践講座ではNPO法⼈ゴスペルエイド理事のウィリアムズゆり氏に「ネパール・バディ族の子どもたち～生活を守り、人権を考える～」をテーマにご講演頂きました。

講座後の感想では、日本の子どもの問題のみならず世界的に子どもたちにとって人権とはどういうものなのかを考えるとても良い機会になったというご意見も。

また、「今まで知らない世界を新しく学んだような気がしました。『教育を受けられない、知らないということが一番の貧しさである』という言葉が心に残りました。私自身も実際にこのような状況があるということを知らなかったので、それもまた貧しさの一つなのではないかと感じました。」（Iさん）

「ゆりさんの、“これがしたいから失敗してもいいからやってみよう”という気持ちはとても凄いと思いました。出来ない時にすぐに諦めてしまうのではなく、もう一度チャレンジしてみるということをしてみようと思いました。歌もとても素敵で、今回のこのリレー講座で沢山のことを学ぶことができました。本当にありがとうございました。」（Wさん）　　という感想もありました。

最後にウィリアムズゆりさんより心に沁みる素敵なゴスペルソングをピアニストさんの演奏と共に歌って頂きました。
日本で生活をしている私たちでは想像がつかなかったことが起きているネパール・バディ族の村で、子どもたちのために熱心に活動されているお話をお聞きして、感動と共に広い視野を持って人権について考える有意義な公開講座となりました。