お知らせ

【教育学部】基礎演習・専門演習・卒業演習 音楽と教育のコラボレーション

2022.08.25

子ども学科

2022年7月7日(木)の3限、音楽領域の伊藤孝子先生に「音楽療法」について講義を受けました。
音楽と教育のコラボです。

教育学部の学生は、どちらかというと、音楽は正しく演奏するものと言った概念を持っていましたが、伊藤先生は、音楽は楽しむものと教えて下さいました。
初めて目にする楽器もあり、その楽器が奏でる音色に、学生達も魅了されていました。
手作りの楽器や、光と共に視覚からも楽しめる楽器などもあり、学生は視覚・聴覚・触覚をフルに活用して音楽を感じました。
様々な楽器をもって、みんなで雨の降り始めから、雨が止むところまでを奏で、お互いの音を聴き合い、協調しながら作品を作っていきます。
何となく学生に培われている「音楽=ピアノ」といった概念が少し崩れたのではないかと思います。

このことは、保育現場に行った時に、子どもに与える影響はとても大きいと思います。
園によっては、ピアニカ等を間違えずに演奏することを目指している所、鼓笛を行っている所もあり、音楽に対しての捉え方は様々です。
ただ、子どもの感性・発想力を伸ばすには、自由に音を奏でる事、楽器を探求していくことが望まれると思います。
まず何より、音を楽しむことが重要だと思います。
今回学生が体験したことは、将来必ず生きていくことでしょう。

今、保育では様々な所で、「芸術」が取り入れられています。
本学は、芸術を生で感じることが出来ます。
教師同士の往来があることで、今後益々芸術が学生の中に培われ、保育現場で活かされていくと思います。