【教育学部】子どもと福祉領域ゼミ あいち小児保健医療総合センター見学
2022.09.12
子ども学科
3年生専門演習の子どもと福祉ゼミでは、「病院で生活する子どもと支援」をテーマに、7月に大府市にある「あいち小児保健医療総合センター」に見学訪問し、診療支援部チャイルドライフ担当、保育士の方(ホスピタルプレイスペシャリスト:HPSでもある。)より、お話をお聞きしました。
広大な敷地に建てられている小児専門の総合病院。
ドクターヘリも離着陸できる屋上もあって規模の大きさを感じました。
エントランスのアトリウムの空間も木製のものや可愛らしいデザインの時計、入院中のお子さんも生演奏を聴けるグランドピアノの設備など、子どもたちの緊張をやわらげ、楽しい気持ちになる工夫が随所にされていました。
保育士の方の講話から、ゼミ生の感想では、保育士は子どもたちが治療に対して怖さを持たないように人形で説明をしたり、手術室の見学をしたり、医療行為中の遊びで緊張をほぐしたり、様々な工夫をしていること、医療現場での保育の必要性を実感。
一方で、病気の子どもたちと関わることについての緊迫感を感じたという意見も。
そして、保育者はどの分野においても子どものために尽くしている姿をみて、子どもに関わる仕事は改めて良いな、と感じることができたという感想もありました。
コロナ禍でありながら貴重なお話を伺う機会を設けて頂き、ありがとうございました。