【教育学部】自然を感じて活かす保育・教育活動
2023.05.09
子ども学科
自然環境が様々な開発によって失われている現代ですが、人間の感情や感覚、言語などの発達には自然環境が必要不可欠です。
失われつつあるとはいえ、残された環境でそれを感じ取り、生かせる保育者・教員を目指すために、教育学部2年生が受講する「保育内容環境」の授業では、毎年自然体験活動を含む実習を行っています。
まず、立ったまま見る「大人目線」と、しゃがんで見る「幼児目線」の違いを体験してみると、大人目線では見えなかった小さな草花や生き物が見えることに気づきました。
次に「ネイチャーゲーム」として、1分間目を閉じて感じたものを伝え合う「体でピン」、聞こえた音を伝え合う「ハンター」、空を見上げて雲の形を言葉で伝え合う「お空の写真屋さん」、それぞれの素敵な自然物を見つけて見せ合う「宝物見つけた」に挑戦しました。
大学キャンパスでも自然を感じることができること、それを言葉で共有したり、自然物で楽しんだりすることで、互いに感じたことや表現したことを分かち合う楽しさがあることを実感しました。
受講生が記録したものは授業者がまとめて教材化し、次回の授業で読み上げて確認します。