【教育学部】屋外学習活動を指導できる教員に
2023.10.10
子ども学科
「具体的な活動や体験を通して学ぶ」これが小学校低学年科目「生活」の学び方の特徴です。そこで、9つの学習題材を学ぶ意義や、教科書で紹介されている活動例を学ぶだけでなく、実際に「具体的な活動や体験」で指導できる教員になれるよう、実技指導も重視しています。
今回は「自然・季節」を題材にした自然学習活動として、「秋と言ったら」「ネイチャービンゴ」「私たちは詩人さん」「秋に一句」の4つを実習しました。実際にキャンパス内の芝生広場で4人1組でグループワーク形式で行いました。
まずは「秋と言ったら」で、4つのカテゴリー計16コマで、「その人の秋」を表現します。全員が埋まったら次に、そのカードを使ってビンゴゲームをします。たくさん〇のついた人が「ビンゴチャンピオン」。一方で、〇が一番少なかった人は、みんなが気付かないことをたくさん見つけていたことになるので「秋大発見チャンピオン」になれます。
次は、「私たちは詩人さん」で、秋をイメージした1文を書いたら、見えないように折って次の人に回します。2週したら全部開いてそのグループの詩を確認し、隣のグループと紹介し合いました。「私たちは詩人さん」の書く順番が回る間には、「秋で一句」を作って順番を待っています。
こうして秋のイメージを広げながら、小学生は文字やことば表現もしっかり身に付け、さらに友達との親交を深めていけるスキルを学んでいきます。