お知らせ

【教育学部】伝承遊びのスキルを身につける

2024.12.02

子ども学科

「教科技能生活(小学校生活科)」では様々な実技スキルを身につけています。なぜならば小学校生活科そのものが「具体的な活動や体験を通して」学ぶことを特徴としている科目だからです。

今回は伝承遊びとしておなじみの「けん玉」と「コマ」の初歩的な技を身につける授業です。授業者から「けん玉」の「大皿」「中皿」に玉を載せるための持ち方や膝使い、「コマ」の投げ方(左利きか右利きか、腰から投げか腹から投げか)の違いによる紐を「巻く」向き等を教えてもらってから、2グループに分かれてその技を身につけられるようにしました。

なお、この活動は授業者が着任時から始めて今年で10年目。過去9年間、受講者全員が本授業内で4つの技(けん玉の「大皿」「中皿」、コマの「巻き」「回す」)を達成しています。今年も早くに達成した学生が次々と「指導者」となってコツを伝授することで、達成者が続々増えていきました。指導したことで達成者が現れると「指導者」印も押してもらえます。

時間ギリギリまで苦戦していた学生もついに達成。これで10年連続初歩的なけん玉とコマの技を受講生全員が身につけました。最後に授業者から、現場(学校・園・学童クラブ等)に就いたらぜひ子どもたちに伝授しようと呼びかけられました。