教員紹介

菅原 真弓(すがわら まゆみ)

  • 菅原 真弓

所属

  • 芸術学部 芸術学科 美術領域 共通科目等担当

職位/役職

非常勤講師

略歴

【学位】
博士(哲学・学習院大学)

【学歴】
1999年、学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位修得退学
2008年、学位論文「十九世紀日本版画における風景主題と歴史主題」で博士(哲学)を取得

【職歴】
2000〜2006年 中山道広重美術館学芸員
2006〜2014年 京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)専任講師、准教授
2014年〜2017年 和歌山大学「教養の森」センター准教授
2017年〜2019年 大阪市立大学大学院文学研究科教授
2019年〜2022年 大阪市立大学文学部、大学院文学研究科教授
2022年〜 大阪公立大学文学部、大学院文学研究科教授

【社会活動】
美術史学会西支部常任委員
国際浮世絵学会常務理事
岐阜市歴史博物館資料評価委員会委員
岐阜県文化財保護審議会委員
大阪市地方独立行政法人大阪市博物館機構評価委員会委員

研究活動

【専門分野】
日本美術史(日本近世近代絵画史、版画史)、文化資源学、博物館学

【研究課題】
日本近世近代における「版画」研究

【所属学会】
美術史学会
国際浮世絵学会
明治美術学会
文化資源学会

【研究業績】※2021年〜
2024年 「吉沢コレクション『やまと新聞』附録について」『文化資源学ジャーナル』3号、pp.1-35
2024年 「企画と準備ー地域に根ざした美術館をつくること」『大阪公立大学EJ ART 2023年度記録集 学びのはじまり』pp.47-53
2023年 「月岡芳年の生涯」『時空旅人』77号、pp.58-64
2022年 「Merits and demerits in the study of ukiyo-e: Issues stemming from how ukiyo-e is regarded in modern Japan」『Urban Scope』13号、pp.1-14
2022年 「『浮世絵芸術』に見る浮世絵研究の動向分析 ― テキストマイニングの手法を用いて ―」『文化資源学ジャーナル』1号、pp.27-50
2021年 「豊国にかほ 国芳むしや 広重めいしよ~当代の名手が描く木曽街道」『浮世絵木曽街道三種揃踏』(展覧会カタログ、中山道広重美術館)、pp.6-15
2021年 「宇多川文海と『南海鉄道旅客案内』」『帝塚山派文学学会紀要』5号、pp.95-114
2021年 「「浪花百景」と摂津・住吉」『江戸時代の観光案内で見る 摂津の国・住吉』、pp.8-15

【著作】※展覧会図録、作品解説担当等を除く
2023年 『多様な組織から見る経営管理論』共著、担当「第5章 リーダーシップをいかに発揮するか(リーダーシップ論)」、総ページ数273
2023年 『明治維新と大衆文化』共著、担当「第4章 戦争報道メディアとしての錦絵」思文閣出版
2023年 『明治浮世絵師列伝 (芸術選書)』単著、中央公論美術出版
2021年 『最後の浮世絵師 月岡芳年』分担執筆、担当「「月岡芳年の生涯と作品」など、青幻舎
2018年 『月岡芳年伝 : 幕末明治のはざまに』単著、中央公論美術出版
2011年 『謎解き浮世絵叢書 月岡芳年「和漢百物語」』単著、二玄社
2010年 『大江戸「春画」入門』共著、宝島社
2009年 『浮世絵版画の十九世紀~風景の「時間」、歴史の「空間」』単著、ブリュッケ
2008年 『激動期の美術―幕末・明治の画家たち 続』共著、ぺりかん社
2006年 『別冊太陽 浮世絵師列伝』分担執筆、平凡社
1998年 『カラー版 浮世絵の歴史』共著、美術出版社

【受賞歴】
2019年 第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞(評論等部門)
2019年 大阪市立大学教員活動特別表彰

授業科目

版画史