教員紹介
荒木 弘太郎(あらき こうたろう)
所属
- 芸術学部 芸術学科 美術領域 共通科目等担当
- 芸術学部 芸術学科 音楽領域 共通科目等担当
- 芸術学部 芸術学科 舞台芸術領域 共通科目等担当
- 芸術学部 芸術学科 デザイン領域 共通科目等担当
- 芸術学部 芸術学科 芸術教養領域 共通科目等担当
- 教育学部 子ども学科 共通科目等担当
職位/役職
非常勤講師
略歴
平成20年3月 関西学院大学文学部文化歴史学科美学芸術学専修修了、学士【文学】取得。
博物館学芸員資格習得。
平成25年9月 パリ第四大学、美術史考古学専攻学士課程修了、学士【考古学・美術史】(Licence, Mention Archéologie et Histoire de l’art )取得。
平成27年9月 パリ第四大学、美術史考古学専攻修士課程修了、修士学位【考古学・美術史】(Master, Mention Archéologie et Histoire de l’art)取得。
令和4年7月 ソルボンヌ大学、美術史考古学専攻博士課程修了、博士学位【美術史】(Doctorat de l’histoire de l’art)取得。
研究活動
専門分野
20世紀初頭のフランスにおける色彩銅版画
フランスにおける画商の活動に関する研究(主に版画)
ジャポニスム
日仏文化比較
学会
平成28年11月〜 美術史学会会員。
平成29年10月〜 美学会会員
研究発表
令和元年5月17日 第72回美術史学会全国大会(於:京都工芸繊維大学)にて研究発表「シャルル・
ウダール(1855-1931)の版画作品におけるジャポニスム。
論文
平成27年 Mémoire de master : « Charles Houdard (1855-1931), artiste aquafortiste, paysagiste et japonisant » (Université Paris IV).
令和4年 Thèse de doctorat : « Charles Hèssele (1856-1931), un promoteur de l’eau-forte en couleurs » (Sorbonne Université).
活動歴
令和元年 展覧会 « Kâthe Kollwitz, Je veux agir dans ce temps » (ストラスブール近代美術館)、展覧会図録に情報協力。
令和2年1月16日 Co-organisation de la journée doctorale en Histoire de l’Art, Les collections, Sorbonne Université (Avec Mme Nastasia Gallian, Mme Marie Planchot ).
令和5年11月17日 関西学院大学経済学部「現代日本経済史」(寺本益英教授)講義内にて、「フランス政治の新自由主義化とフランス社会」のテーマで講演。
令和5年5〜6月 名古屋芸術大学生涯学習講座「もっと楽しく ! 西洋美術史入門」「もっと楽しく ! 日本美術史入門」。
授業科目
フランス語Ⅰ
フランス語Ⅱ
西洋美術史
芸術学
アートと宗教
その他①
受験生・学生の方へメッセージ
みなさんは、今どんな気持ちで学生生活を送っていますか?
夢に向かって今、必死で前に進んでいる人も、あるいは自分の将来がわからない、自信がないという人、色々だと思います。
私事ですが、私は心や体の病気に何度も悩まされたり、フランスで長い間、研究生活をしたり…。本当に人生、寄り道をしてしまいました。成功したことも、失敗だったこともたくさんありました。それでも自分なりに頑張ってきました。
そのような中で、いつも忘れなかったことは、「学ぶことは、とても楽しいことで、必ず人生を豊かにしてくれる。」という事です。それは、芸術作品を創作することも同じだと思います。
学生生活の途中には必ず大変な事、苦しいこともあるし、その他いろいろな問題が起きて真っ直ぐには進めない事もあります。だからこそ、学生時代は思いっきり楽しんで、勉強でも創作活動でも、その他いろいろな事にも励んでみてください。そうしたら10年後、20年後のあなたは必ず、今の自分からはとても信じられない位、素敵な自分になっているはずです。
そして、回り道をしてしまった。無駄な時間だった。思っていた事が、「実は今の自分に至るための近道だった。」という事にも気づける時が必ずやって来ます。
私も、これから、もっと色々な事にチャレンジして、みなさんと一緒に学び、成長していきたいと思います。もしよろしかったら、是非、教室でお会いしましょう。
その他②
可能な講義テーマ
西洋美術史、日本美術史、宗教と美術、版画史、美術商、ジャポニスム、フランス語、フランス文化、日仏文化比較。