教員紹介
山川 淳生(やまかわ あつき)
所属
- 芸術学部 芸術学科 美術領域 共通科目等担当
職位/役職
非常勤講師
略歴
1988年 岐阜県生まれ
2011年 多摩美術大学美術学部芸術学科 卒業
2013年 成城大学大学院文学研究科ヨーロッパ文化専攻 博士課程前期修了
2016年 成城大学大学院文学研究科ヨーロッパ文化専攻 博士課程後期単位取得満期退学
2016年〜2020年 東京都立大学(首都大学東京)非常勤講師:ドイツ語科目担当
2016年〜2020年 ドイツ語技能検定試験 試験監督業務及び採点業務等担当
2020年〜現在 tomoniつながる和綿プロジェクト サポートメンバー
2020年〜現在 株式会社日本クアオルト研究所研究員(ドイツ調査研究領域・翻訳業務等担当)
2021年〜現在 岐阜県立岐阜北高等学校 スクール相談員
2022年〜現在 ヒロパートナーズオフィス リサーチャー
2023年〜現在 一般社団法人長良川リトリート コーディネーター
研究活動
【専門分野】
主に印欧語族の言語(ドイツ語、中世高地ドイツ語、サンスクリット、古典ギリシア語、等)
グリム兄弟のメルヘン学・ドイツ民俗学
ルドルフ・シュタイナーの思想、教育、芸術論等
中世ドイツ文学・近代ドイツ文学・思想
比較神話学・口承文芸論
インド哲学・仏教学
神秘主義の図像学、など。
他に、ドイツ・クアオルト(ドイツにおいて公的医療保険が適用され、医療・芸術・環境保全・観光が交差する街づくりのシステム、健康保養地)に関すること、メンタルヘルスに関することなども仕事で関わっており、専門分野になります。
【研究業績等】
2012年 『ルドルフ・シュタイナーの神話・寓話観から』エウローペ ー(成城大学紀要)
2013年 修士論文「ルドルフ・シュタイナーの歴史観 オカルティズムの光に照らされた古代思想」
2013年 『古代思想は何処へ行ったのか』エウローペー(成城大学紀要)
2016年 論文『ゲーテの『秘儀』とその探求、及びシュタイナーの解釈』成城文藝
2017年 『ゲーテと占星術、想像力とポエジー』エウローペー(成城大学紀要)
2023年 鈴鹿大学 科学研究費助成事業(川又科研)研究著作 川又俊則・郭育仁 編『次世代創造に挑む宗教青年ー地域信仰と信仰継承をめぐって』コラム「ドイツにおける医療と観光を通したキリスト教文化伝承」執筆
【展覧会発表・活動等】
2007年 こよみのよぶね ボランティアスタッフ
2007年 つながるアート2007 企画展「私の立ち居地」出展(於:岐阜、てつめいギャラリー)
2009年 第7回学校美術館(於:岐阜県立関特別支援学校)出展
2010年 カオスラウンジvol.2(於:国分寺 mograg garage)出展
2016年 「少女地獄外道祭」~夢野久作オマージュ展(於:大阪 sunabaギャラリー)出展
2021年〜現在
株式会社日本クアオルト研究所ホームページ内にて、ドイツ・クアオルトに関する連載コラムを掲載中
『ドイツ・クアオルトの起源と歴史 vol.1:ドイツ・クアオルトの成立』
『ドイツ・クアオルトの起源と歴史 vol.2:先史時代の人類と温泉・福祉・芸術』
『ドイツ・クアオルトの起源と歴史 vol.3:古代ギリシアのクアオルト、 アスクレペイオン』
『ドイツ・クアオルトの起源と歴史 vol.4:神話と水の儀礼:古代ギリシアの神々の泉』
『ドイツ・クアオルトの起源と歴史 vol.5:神秘の泉と神話』
『ドイツ・クアオルトの起源と歴史 vol.6:医療の歴史と生命観』
『ミヒャエル・エンデ『モモ』とクアオルト』
『街道と旅人文化:ローマ街道からマイスターの遍歴へ』
『労働観の歴史:古代ギリシア、中世ヨーロッパ修道院、ハンナ・アーレント『人間の条件』』
2022年 「世界の現象を学問的に紐解く講座」全10回開催(於:岐阜、宿屋揖斐川)
2022年 「タロットの絵がファンタジーなのは何故か?メルヘンとのつながり」講座開催(於:岐阜、清流みずほ認定こども園)
2023年 『ヘルスプラス(HEALTH PLUS)』コラム「ドイツ・クアオルトの世界」「ウェルビーイング・アストロロジー」連載中
2023年 喫茶室 茲 サンスクリット講座開催(於:岐阜、和傘CASA)
授業科目
日本美術史
ドイツ語 I・II
英語 1・2
その他①
受験生・学生の方へのメッセージ:
昔を思い出すと…自分が受験生・大学生だった頃は、将来は漫画家・イラストレーター・芸術家あたりになりたくて、pixivで絵を投稿したり、そこで誘われた展覧会に出したりしていました。その後、哲学や外国語、外国文化なんかが好きでそれも学んでいたら、どちらかといえばそちらの縁が強くなり、今に至ります。
しかし、常に自分はどのジャンルにいても、芸術、特に芸術を生み出す人の底知れぬ繊細な心、みたいなものが中心テーマになっているように感じています。芸術に関する事に携わりたい皆さんの中にも、そんな心を持った人がいるのではないでしょうか。もし何か、皆さんのお役に立てるようでしたら幸いです。
講座等可能なテーマ例:
「シュタイナーの思想・教育・芸術論」「グリム・メルヘン学の世界」「ドイツ・クアオルトの世界」「ドイツ語講座」「中世高地ドイツ語講座」「サンスクリット講座」「古典ギリシア語講座」「語源で学ぶ英語講座」「ドイツ詩を原典で読む」「古代インド・仏教経典を原典で読む」「古代ギリシア哲学講座」「神秘学と芸術」等。